タイトルを見れば分かるように、この投稿は「
初めてのWeek Calendar 4 複数カレンダーをラグなく同期させたい!」の焼き直しである。
しかし、意味はある。
Calvetica Calendar 4はWeek Calendar 4以上に初心者向けの解説を必要としている。
Calvetica Calendarの前のバージョン3.7は不完全ながら日本語化されていた。4.0は完全に英語のみだ。
ふだん使うビューはほとんどアイコンとジェスチャーで操作するし、編集画面の英語はそれほど難しいものではない。
しかし、設定画面やFAQ(よくある質問)まで全て英語では、最初のGoogleカレンダーとの同期など設定のカスタマイズをすんなり進めるのが難しい。
特にGoogleカレンダーとの同期方法のFAQは、翻訳しようとよく読んでみると、初心者にはミスリードになりかねないものだった。
そこで、Week Calendarの時の説明を一部書き換えて、ステップバイステップでCalvetica Calendar 4のカレンダー同期設定を解説してみることにした。
Calvetica Calendarは最近増えてきたiOSカレンダー(iPhoneの標準カレンダー)対応のアプリだ。Googleカレンダーと同期させるには、iOSカレンダーとGoogleカレンダーの同期設定をする必要がある。
その分、多少の手間はかかるが、Googleカレンダーと直接同期する場合と比べてもメリットがある。
アプリ起動のたびに同期が始まって終わるまで待たされたり、1件編集するたびに待たされたりすることがなくなる。
逆に最初でつまずくと「Googleカレンダーで予定を変更したのになかなかiPhoneのCalvetica Calendarに反映されないなぁ……?」とか「Googleで追加した他のカレンダー(表示専用)が見えないんだけど」とか「予定をカレンダーごとに色分けするにはどうしたらいいの?」とか「1ヶ月以上前の予定が消えてしまった!」いった問題が生じるのだ。
1) Google Sync(MS Exchenge)で同期設定する設定そのものは、CalDAVを使った同期設定の方が簡単だ。これは "iPhone>設定>メール/連絡先/カレンダー>Gmailのアカウント" のカレンダーをオンにした場合も結果は同じだ。
CalDAVで設定した例

Gmailで設定した例

しかし、CalDAVやGmailで設定した場合、「プッシュ設定にできないのでGoogleカレンダーの変更が反映されるのにタイムラグがある」「Googleカレンダーで追加した他のカレンダー(表示専用)を表示できない」といった問題がある。
Google Sync(MS Exchange)で同期した場合はこれらの問題をクリアできる。
もしすでにCalDAVやGmailで設定済みで、これらの問題に悩んでいたら、CalDAVやGmailのアカウントを停止してGoogle Syncで設定しなおそう。
具体的には、Googleの最新のヘルプ "
Apple 端末で Google Sync をセットアップする" を参考にした。
1. ホーム画面で "設定" アプリ(歯車のアイコン) をタップ
2. 少し下にスクロールして "メール/連絡先/カレンダー" をタップ

3. "アカウントを追加…" をタップ

4. 一番上の "Microsoft Exchange" をタップ

5. 設定画面が出てくる

6. "メール" 欄にGoogleのメールアドレス(@gmail.comまで全部)を入力

7. "ドメイン" 欄はなにも入力せず空白のまま
8. "ユーザ名" 欄にもう一度Googleのメールアドレス(@gmail.comまで全部)を入力
9. "パスワード" 欄にGoogleのパスワードを入力(メールアドレスとパスワードはミスタイプしないように)

9. 画面右上の "次へ" ボタンをタップ
10. 画面が描き直されて "サーバ" 欄が増えている

11. そこに
m.google.com と入力

11. 画面右上の "次へ" ボタンをもう一度タップ
12. デフォルトでは同期させるサービスとして"メール"と"カレンダー"がオンになっている

13. ここではカレンダーだけオンのまま、メールをオフにする (メールを別に設定していなければここでオンにしてもよい)

14. 画面上部に "アカウントを追加中" というメッセージが出て少し待たされるがじっと待とう

15. 画面が切り替わったらひとまず終了だ
2) 複数カレンダーの同期を設定する終了といっても、まだここまでではGoogleカレンダーのマイカレンダーのうちメインしか表示されない。追加したマイカレンダーを全て表示させるためには、もう一手間必要だ。
1. iPhoneのMobile Safariで
http://m.google.com/sync を開く

2. "お使いの端末はGoogle Syncに対応していません"などと表示されるが無視。"言語を変更"リンクをタップ

3. ”English"をタップ (UKでもUSでもどちらでもよい)

4. Googleにログイン中でなければサインインを求められる (ログイン中なら直接7へ)

5. "Sign in with your Google Account" をタップ
6. メールアドレスとパスワードを入力して "Sign in" をタップ

7. 同期中の端末がリストアップされる。複数ある場合はそのうちの1つを選んでタップ

8. Googleのカレンダーがリストアップされているので、必要に応じて✓を入れる (Shard CalendarもOK)

9. 画面右下の "Save" ボタンをタップ

10. 最後に "Calendar selection successful!" と表示されたら成功
3) プッシュ設定になっているか確認する安心するのはまだ早い。プッシュ設定になっているかどうか確認しておこう。プッシュ設定になっていないと、Googleカレンダーの変更がなかなか反映されなかったり、Calvetica Calendar起動後に同期が始まって待たされたりする。
1. ホーム画面で "設定" アプリ(歯車のアイコン) をタップ
2. 少し下にスクロールして "メール/連絡先/カレンダー" をタップ
3. "データの取得方法” をタップ

4. ここで "プッシュ"が"オン"になっているのを確認する(オフならオンに)

5. まだ安心せずに、その画面を一番下までスクロールして "詳細" をタップ

6. アカウント一覧の中で、Exchangeで設定したカレンダーが"プッシュ"になっているのを確認

7. もし "フェッチ"や"手動"になっていたら、アカウントをタップして"スケジュールを選択"を出し、"プッシュ"に✓を入れる
4) カレンダーの同期期間を設定するまだ落とし穴は残っている。デフォルトではiPhoneのカレンダーは一定期間しか同期しない (たしか1ヶ月)。
もっと過去まで遡ってGoogleカレンダーを同期させたい場合は、Calvetica CalendarではなくiPhoneの設定アプリを見直す必要がある。
1. ホーム画面で "設定" アプリ(歯車のアイコン) をタップ
2. 少し下にスクロールして "メール/連絡先/カレンダー" をタップ
3. 一番下までスクロールさせると "同期" という項目があるのでタップ

4. "すべてのイベント" をタップして✓を入れる (これで無期限に同期するようになる)

ただし、無期限にするとイベントの件数によっては動作が重くなることがある。
5) カレンダーの色を合わせるあともう一息だ。頑張ろう。
ここまででGoogleカレンダーとiOSカレンダーの同期設定は終わっている。
ただ、Google Syncを使用すると、標準カレンダーを開いてみると分かるように、Googleカレンダーの色をまるで反映していない。

iOSカレンダーの色をiPhone側で変更するにはiOS 5を待たなければならないが、Calvetica Calendarでは独自にカレンダーの色をカスタマイズできる。
1. Calvetica Calendarを起動する
2. 赤いツールバーの上から2番目のメニューアイコンをタップし、"Settings"をタップする
3. "Calendar Colors"をタップする

4. 変更したいカレンダーをタップする

5. 色選択画面が出るので、Googleカレンダーと似た色を選んでタップし(色名は英語だが、左に色見本があるので問題ない)、左上の"Done(完了)"をタップする

6. 4〜5を繰り返して全ての色を設定できたら左上の "Settings" 右上の "Done" ボタンを順番にタップする
お疲れ様。これで最低限Calvetica Calendarを使用する準備が整った。
あとはデフォルトのカレンダーや通知を設定したり、イベントの項目や通知音をカスタマイズして、自分の手に馴染む道具に変えていこう!
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