.Schedが立て続けにバージョンアップした。2月10日付けでVer.1.44、12日付けでVer.1.45と、 0.01単位の小刻みな上がり方だが、驚くべき違いがある。


強調したい改良点は
赤字にした。私の要望は
青字にして区別できるようにした。
- 起動が速くなったVer.1.44のOtherにさらりと書いてある。今まで最も遅かったのに、
目を疑うほど起動が速くなっている。
今まで、私のiPhone 3GSで約4.5秒かかっていた。それがリブート直後で3.5秒、何度か起動終了を繰り返すとキャッシュが効いてくるのか、2〜2.5秒で起動する。
これは標準カレンダーやi手帳(2秒弱)、さいすけやCalenGoo(2.5秒)に匹敵し、最速レベルである。Pocket InformantとRefillsは3秒ほどかかる。
ただし、起動後の月移動のスワイプではまだ砂時計が出る。Pocket Informantだと砂時計は全く出ない。おそらく先読みをしているのだろう。
個別の操作のスムーズさでも、まだPocket Informantに一日の長がある。.Schedも
先読みを駆使するなどして、操作の引っ掛かりをなくしてほしい。- 画面の回転ON/OFFVer.1.45で、iPhoneを
逆さ吊りにして使いたいという私の希望が叶えられた。布団の中で
横向きにしても使える。

ただし、副作用として、週表示にすることができない。
月/週表示の切り替えボタンが欲しいところだ。
また、画面の回転抑止とは別に、
画面の180度回転は禁止してほしい。Landscapeは使っても、画面の180度回転には使い道がない。
- 予定のコピー項目の追加Ver.1.44から、予定のcopy&pasteをした時、
うざいダイアログが出なくなった。また、コピー項目にカレンダーと経過時間が追加された。
これまでは、カレンダーや経過時間がデフォルトと異なる予定は、pasteした後で修正が必要だったが、その手間が省けた訳だ。地味な改良だがありがたい。
(Ver.1.43)




(Ver.1.44)

- 詳細表示を開くと自動的に編集画面に移動するオプションVer.1.45から、予定の詳細表示画面を開いたとき、
自動的に編集画面に移動するかどうかオプションで選べるようになった(デフォルトはオフ)。

予定の編集をよく行う人には1ステップ省ける嬉しい改良だ。詳細画面に戻りたい場合は、左上のcancelボタンでスムーズに戻れる。
ただし、詳細表示と編集画面との2択を予め決めておかなくてはいけないのが、悩ましい場合もある。
予定のシングルタップで詳細表示は今までどおり、
予定のダブルタップで詳細表示→編集画面に自動遷移してほしい。シングルタップとダブルタップの動作をオプションで入れ替えできたらさらに良い。
関連して、
新規作成画面でTitle入力まで自動遷移する仕様も欲しい。Title入力時に編集画面から画面遷移しないPocket InformantやRefillsと比べて、.Schedは元々1ステップ不利なのだ。
CalenGooのように、新規作成に限ってTitle入力まで自動遷移することで、この不利さをある程度補える。
編集画面では他の項目と並べても良いが、Title入力は予定作成時には必須に近いのだから、自動的にTitle入力画面に移動してほしいわけだ。
右上のdoneを2回ゆっくりタップしなければ完了しないのも、もたついた印象を与える(ダブルタップだと2回目のタップを取りこぼす)。
doneのダブルタップで編集完了できるようになれば、シングルタップで完了できるPocket InformantやRefillsに近づけるだろう。
- ボタン1にオーバーレイメニューを指定できるVer.1.45での改良だ。片手持ちの場合でも、
目立つシェイク動作なしでメニューを出せるようになった。
ただ、カスタマイズできるボタンの種類が増えた割に、ボタンの数が少なすぎる。
以下は提案だが、
上部バーから下スワイプでオーバーレイメニューを出せるようにすれば、ボタン1を他の用途に使える。
上下スワイプにそれぞれボタンを割り当てられるようにすれば、さらにボタンを2つ増やしたのと同じ効果がある。
最近の.Schedのアップデートは、0.01刻みにもかかわらず、偉大な進歩を遂げている。
操作性はまだチューニングの余地があるし、同期中に操作していると落ちることもまだあるが、今日からしばらく、試験的にメインの使用をPocket Informantから.Schedに切り替えてみることにする。
今後もバージョンアップでさらにブラッシュアップしてほしいものだ。
posted by カレンダアプリ奉行 at 13:21|
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