CalenGoo、.Sched、さいすけにはそれぞれ、タイトルと場所の履歴入力機能がある。
仕様はそれぞれ異なるので、別に触れるつもりだ。
しかし、Pocket InformantとRefillsには、同じ機能が無い。
よく使うタイトルや場所を入力するのに、履歴を覚えさせることはできないだろうか?
MY辞書登録や辞書登録Liteを使って、読みと変換結果を登録させてもみたが、短い読みを考えたり覚えるのは面倒だった。
5種類のカレンダアプリの中で唯一Pocket Informantで使えるTextExpandarも、タイムスタンプ入力のために愛用しているが、日本語キーボードだとうまく変換してくれないことがある。
TextExpander
(600円)
そんな時、CalenGoo、.Sched、さいすけの履歴入力そのものではないにしろ、それに近いものとして、TextClip Anywhereを見つけた。
TextClip Anywhere
(115円)
このアプリは、考え方としてはMY辞書登録に近い。
連絡先に登録することで、日本語キーボードからたいてのアプリで登録語を呼び出せる。
入力の際に自動的に履歴が残るわけではないが、登録は簡単だ。
履歴として残したい文字列(100字まで、改行もOK)を、クリップボードにコピーしてからアプリを起動するだけだ。
自動的に、「―」の予測変換の候補に追加される(例はRefillsで)。
「―」だけでなく「、。?!」の4種類の記号に登録することもできる(上限は各20語)。
Ver.1.1では、連絡先に登録した日付が「誕生日欄」に保存され、iCalなどで誕生日表示をオンにしていると表示がカオスになるという不具合があったが、Ver.1.2で修正されている。